1.Audacityでファイルを開きます。ステレオデータなので波形はL・Rの2つになります。
2.波形ウィンドウの左上にある下向きの黒の三角形をクリックするとメニューが表示されます。この中から、「ステレオからモノラルへ」を選択します。
3.波形ウインドウが2つに分離しました。これはL・Rのチャンネルが2つのモノラル・チャンネルに切り離されたことを表しています。
4.下の波形の方が形がしっかりしているので、上の波形を削除します。波形ウインドウ左上の×をクリックすると消えます。
5.モノラル1チャンネルになりました。
6.次は冒頭と末尾の不要データを削除する作業に入ります。録音ボタンの左側にある虫眼鏡アイコンをクリックします。
7.波形の左端を数回クリックすると、波形が拡大されます。
8.操作ボタンの中から「初期位置まで進める」(<<マーク)をクリックして、開始ポイントを移動させます。
9.何度か再生して、冒頭からどのあたりまでを削除するか、範囲を見定めます。
10.虫眼鏡から編集カーソルに切り替えます。
11.編集カーソルで、クリック&ドラッグを行い、削除したい範囲を選択します。
12. キーボードのDeleteキーを押すと削除されます。次は操作ボタンの「終わりまで進める」(>>マーク)をつかって、末尾まで移動します。
13.末尾から、少し左の任意のポイントをクリックします。
14.何度か聞いて、不要な範囲を見定めます。
15.選択ツールで、不要な範囲を選択して、キーボードのDeleteキーで削除します。
16.「プロジェクトを合わせる」ボタンをクリックして、部分拡大から全体表示へ切り替えます。
17.波形全体が表示されました。
18.次に音量を大きくするために、増幅処理を行います。「編集メニュー>選択>すべて」を使って、波形全体を選択します。
19.「エフェクトメニュー>増幅」を選びます。
20.以下のダイアログが表示されるので、増幅の値を適宜、入力します。今回は「10」を入力しました。
21.「クリッピングを可能にする」のチェックボックスをONにします。
22.増幅処理が終わるまで待ちます。
23. 音量が大きくなり、波形の振幅も大きくなりました。
24. 再生ボタンで確認します。増幅しすぎると音が割れるので、その場合はやりなおします(Ctrl+Z)。
25. 編集が終わったので、mp3による書き出しを行います。「ファイルメニュー>書き出し」を選択します。
26. ファイルの種類から「MP3」を選びます。
27.ファイル名を変更します。
28. ディレクトリーを適した場所に変更します。
29.オプションをクリックします。
30. MP3の品質が64kbps以上になっていたら変更します。
31. プルダウンメニューから 64kbps を選びます。
33. 保存をクリックします。
34. メタデータを追加したいときは、このダイアログで編集しますが、このままOKを押してもかまいません。
35. 書き出し処理が終わるまで待ちます。
37. のちほど編集したい場合は、はい、を選んでください。
38.はい、を選んでください。
39.任意の名前で保存します。
41. すべての作業が終わりました。
以上です。